こんにちは、すけぽんです。
nikon_5842

構図を決めるのって難しい!
あなたもそう思っていませんか?

今日は、そんなあなたにオススメしたい本があります!
それがこちら。

ナショナルジオグラフィック プロの撮り方 構図を極める
by カエレバ

以前紹介した露出の本の続編で、今度は構図について書かれています。
この本は、いろんな構図を紹介しているわけではなく、基本的な3つの構図の考え方で作品を作る、ということを教えています。

今作は、前作以上に目から鱗が落ちるほどの衝撃を与えてくれました。
この3つの考え方を知っているかどうかで、構図に対しての感度が大きく変わりますよ。

その考え方とは、以下の3つになります。

1.三分割構図

2.フィボナッチ数列

3.画面いっぱいに被写体を捉える


それぞれの考え方について、個別に紹介したいと思います。


1.三分割構図

いろんな構図のパターンはあるけど、筆者はとにかく三分割構図を使い込むことを説いています。
そうすることで、漫然とした表現を打ち破り、写真の中に視線を誘導する効果を生み出します。
さらに、三分割構図と日の丸構図の比較について解説したページがあり、三分割構図がいかに見るものを惹きつけるか、というのを学ぶことができます。
三分割構図に始まり三分割構図に終わると言っても過言でないくらい、三分割構図推しになること請け合いです。


2.フィボナッチ数列

何それ?え?数学の話??って感じですが、これはこの本でしか見たことのない構図の考え方で、これには頭に雷が落ちたくらいの衝撃が走りました。
これがどう凄いのか、しっかりお伝えしたいと思います!

フィボナッチ数列というのは、1,1,2,3,5,8,13,21...のように、隣り合う数字を足し合わせるとその次の数字になる数字の列のことです。
さて、あなたはこの数列の中に「3」という数字が入ってることにお気づきでしょうか。

実は、美しいと感じるモノの中には、フィボナッチ数が存在している、というのが筆者の教えであります。
花びらの数もよく観るとフィボナッチ数になっていることや、人間の体のバランスもフィボナッチ数の比率で構成されているなど、この辺りの記述を読むと目から何枚も鱗が落ちてきます。
ですので、3分割以外にも、5分割や8分割で景色を捉えると、美しい層の構図になると言っています。

また、よく耳にする黄金比もフィボナッチ数で構成されていると言います。
これについてはwikiペディアにも記述があります
構図に迷ったら自然界のフィボナッチ数を探してみてください!


3.画面いっぱいに被写体を捉える

写真は引き算とよく言いますが、それを一言で言い表したのがこの言葉だと思います。
初心者は画面に背景や余計な周辺情報を配置してしまいがちで、もうこれで十分な構図と思っても、それに満足せずにもう一歩被写体に近づいて撮影してみて欲しいと筆者は言います。
そうすることで、余計なモノが一切なく、被写体を表現する最高の一枚ができるはずだと。


この本に載っている写真のほとんどは、上記の3つの考え方に則っています。
そしてその写真に対して、筆者がその時の情景をどのように捉え、どのように構図を決めたかというプロセスまで解説しています。

この本を読めば、構図を考える絶対的な基礎が培われるはずです。
良い構図の本がないかとお探しのあなた、是非ともこの本を一読することをオススメします!

また、前作の「露出を極める」もオススメです。
こちらも写真の基礎を築く上では最高の一冊になりますよ!

ナショナルジオグラフィック プロの撮り方 露出を極める
by カエレバ


それでは、今日はこの辺で。
ありがとうございました!

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