こんにちは、すけぽんです。
あれを元に戻そうと思っても、そりゃあ無理ってもんでしょう。
キャンバスに描く前なので、いくらでもイメージを考え直すことができるんですね。
デジイチの画像保存形式で、RAWというのがあるのはご存知でしょうか。
RAWというのは、写真で言うところのネガみたいなもので、専用のRAW現像ソフトを使ってjpgやTiffなどに変換します。
RAWの良いところ
で、RAWの何が良いのかと言いますと、撮影した画像のWBや露出などを後から修正することが出来るんです。
そんなこと、jpg画像に対しても出来るじゃないか、と思ったあなた。
確かにおっしゃる通りです。
ですが、jpgというのは不可逆圧縮データとされていて、一度データを加工すると元に戻すことができなくなるんですね。
しかも、加工するたびにディティールが失われていくため、加工すればするほど画像は劣化していきます。
言うなれば、すでにある絵に上塗りして画像を加工していくようなものです。
2012年に、キリストのフレスコ画を猿みたいな絵に修復して台無しにしたニュースがありました。
正にあれのデジタル版です。
正にあれのデジタル版です。
あれを元に戻そうと思っても、そりゃあ無理ってもんでしょう。
一方、RAWはいくら露出や彩度などの設定を変えても、元に戻すことができます。
例えるなら、キャンバスに絵を描く前の構想段階です。
キャンバスに描く前なので、いくらでもイメージを考え直すことができるんですね。
明日は、失敗しない現像ソフト選びについてお話したいと思います。
それでは、今日はこの辺で。
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