こんにちは、すけぽんです。

グランプラスHDR

HDR写真を色々試してみて、良いところや悪いところなど、気になることがでてきました。

そこで今日は、HDR写真について思ったことを書いてみます。

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HDR写真の良いところ1:目で見た感動を写真に表現できる


写真に撮ると、どうしても目で見たような明るさを表現できないことがあるんですよね。

青い空と太陽の輝き、自然の鮮やかさなど、露出を適正にしても、表現したい全部を表現しきれないというか。

ですが、HDR合成でそれらを補完すると、一枚の写真で表現できるようになります。

HDR化することで、生の感動を正確に伝えることを手助けしてくれるんですね。

「感動を伝える」ということを一番に考えるなら、HDR写真は絶対的に必要な技術だと思いました。


HDR写真の良いところ2:イマイチな写真がめっちゃ良い写真になる


目で見たときは良い被写体だったのに、写真で見ると何かイマイチだなぁって写真ありますよね。

撮ってそのままの露出だとなんだかもやっとした絵だなぁとか、何を見せたいのかハッキリしてないなぁというような。

そんなイマイチ写真をHDR化すると、あれ、なんだか凄い良い写真になった!

っていうのが、かなりありました。

これは、露出が適正でなかったせいで、イマイチな写真になってたんですね。

そのため、HDRで露出を補正したことで良い写真になったと考えられます。

むしろ、割と最初から良い露出で撮ってる写真は悪くなる印象です。

ですので、HDR化は上手く使うと、自分の腕をカバーしてくれる便利な技術でもありますよ。


HDR写真の悪いところ:何が良い写真か分からなくなる


HDR中毒になると、普通の写真では物足りなくなってくるんですよ。

色鮮やかで鮮明な写真に慣れすぎてしまって、撮っただけの写真では満足できないようになります。

構図が多少イマイチでも、色のコントラストだけでなんか良い写真に思ってしまったりと、写真として何が良いのか判断が鈍ってくるんですよね。

こうなってくると、写真を撮影するときに光と影のコントラストの美しさに気付かなかったり、構図を疎かにしたりとか、弊害が出てくる可能性があります。


HDR写真について思うところ


HDR写真は諸刃の剣のようなものですね。

上手く使えば、目で見たような自然な明るさを写真の中に表現することができます。

さらに、イメージやコンセプトを打ち出すためのスパイスとして、写真をより芸術的な作品にすることもできます。

でも逆に、HDR中毒になってしまうと、その場の風景や被写体の素晴らしさ、生の感動を正確に伝えられないんじゃないかなと感じました。

HDRに凝りすぎると、目で見たときの光の美しさ、自然の色、空の色、街の色、空気感、これらが損なわれてしまうような気がします。

ですから、HDRを使わなくても魅力的な写真を撮る腕と目は忘れないようにしたいですね。


それでは、今日はこの辺で。
ありがとうございました。

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